スサノヲ、アマテラスに続いて、このツクヨミの登場によって日本神話における“三貴子”をモチーフとした機体が揃った事となる。

メインウェポンは「八尺瓊大鎌」。
内蔵の小型ジェネレーターで高周波を発生させ高い切断力を誇る。
大鎌をフレームとし各部のパーツを組み合わせることで人型自立支援メカ「傀儡」を練成。本型の「万葉タブレット」の膨大なデータベースから勾玉型レガリアを通して発信される指令で傀儡を意のままにコントロールする。
そのバトルスタイルから“朱羅 玉藻ノ前”の発展型と捉えて良いだろう。

同じ支援メカでも純粋なパワー比べではChaos & Pretty アリスの“クロノレプス”に軍配が上がるが、人型であるため様々な武器をそのまま使いこなすことができる傀儡の汎用性と器用さのアドバンテージは支援メカの到達点の一つと言える。
更に傀儡の代わりに行動不能になったメガミ（敵味方を問わない）をハッキング、単純な動きのみに限定されるが味方として操作することも可能でメガミバトルに厄介な新戦術が誕生した。

また別売りではあるが、提携先であるM.S.Gチームとの連携で“ラピッドレイダー シャドウダンサーVer.”にツクヨミの武装を組み合わせた高機動型バイクモードのレシピが公式に紹介された。
バイクカスタム作例を多く手掛けるユーザーの協力により実現したメガミデバイスらしい取り組みのひとつである。